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プロテオミクス解析受託

iTRAQ®(isobaric tags for relative and absolute quantitation)法

質量分析による網羅的タンパク質発現解析とサンプル間の比較定量を行うことができます。

なぜ網羅的タンパク質発現解析なのか?

iTRAQ®法の原理

iTRAQ®試薬の構造を図1に示します。本試薬は、ペプチドのN末端アミノ基およびリジンのアミノ基と反応させるための活性エステル(NHS)部とIsobaric Tag(質量:305)によって構成される。さらに、Isobaric TagはBalance GroupとReporter Groupとから構成されており、それぞれの安定同位体原子の配分により、8種類のiTRAQ®試薬がある。異なる試料から得られる同じペプチドを異なるiTRAQ®試薬によりラベルすることにより、それそれのペプチドは同じ質量のiTRAQ®修飾ペプチドとすることが出来る。(図2)iTRAQ®修飾ペプチドをMS/MS解析に供した場合、異なる試料間のペプチド量比は、Reporter Group(m/z; 113, 114, 115, 116, 117, 118, 119, 121)のシグナル強度比として表現される。異なる試料中のタンパク質は、それぞれ1)変性・還元・アルキル化、2)酵素消化、3)iTRAQ®修飾の後、混合しLC-MS/MSに供される。(図3)異なる試料由来の同じペプチドは、同一の質量であるが、MS/MS解析においてReporter Groupのシグナル強度比は、それぞれのペプチドの量比を示すことを利用して比較定量ができる。

図1図1

iTRAQ®法における実験プロトコルの概要

タンパク質試料を変性・還元・アルキル化および消化後に、個々の試料に対して別々のiTRAQ®試薬で修飾する。iTRAQ®修飾した試料を混合し、質量分析のための試料とする。個々のペプチドのMS/MSスペクトルには、アミノ酸配列を反映するシグナルと個々の試料に含まれていたタンパク質量を反映するレポーターイオンが観測される。

図2図2
図3図3

※iTRAQは、アプライドバイオシステムズ社の登録商標です。
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/jp/product/modelpage.jsp?MODELCD=85475

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